2009.01.06
第2回 早乙女太一氏は100年に一人の逸材
話題の早乙女太一氏と、新しい新聞「水の美楽」の取材でお目にかかった。北野武監督の「座朗市」での鮮烈な印象、昨年末の紅白での”目を釘付けにされた舞”・・・・。公演のチケットも矢のように売れている。
とにかく一時間の取材時間ですら、確保するのが大変な逸材。上野の浅草ビューホテルで、矢継ぎ早に言葉を交わした。
幼い頃から、舞台の道一筋で、その考え方(哲学)も、とても17歳とは思えないほど無駄が無い。ゴルフの石川遼君や、スケートの浅田真央さんなどもそうであろうが、幼い頃から目標を明確にするというのが、人間を無垢に磨き、センスと言う名の細胞の分裂を、無限大にする。いわゆる、無意識の鍛錬は、個人の眠っているうちに才能を開花させるのだ。
「好きなものは、何ですか」
「白いご飯です」
・・・・・イマドキ、こんなに素敵な答えを返してくれる若者はいるだろうか?
「睡眠時間は」
「日によって、異なります」
何処か間の抜けた、平凡な質問に、少し恥ずかしい思いをした私だった。