DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2009.01.02

第1回 日比谷公園、冷え込んだ元旦

 新聞や、ニュースの報道が気になって、日比谷公園の「派遣村」を覗いてみた。以前、藤原和博氏と新宿西口の”炊き出し”に顔を出したことがあったが、今夜は、何故か心が冷え込んだ。

 7000万人近い労働者の3分の1の1800万人が、非正規労働者という不安定な労働市場。2003年の小泉改革???以来、増え続けた派遣労働者が、フリーターが家がなく、食がなく、一部の行政では東京への片道チケットを渡されて町を放り出される。

 グローバル化だの、職業の形態は個人の選択?いろいろな理由をマスコミを通して正当化され、要は企業の調整弁として”都合のいい機械労働者が誕生した”。


 普段、浮浪者が眠る日比谷公園では、派遣労働者のアピールの場所として、1月4日まで寝床と食事を提供するオアシスに。しかしながら何故300人程度しか集まらないのか?今や数万人が集まるような事態が起きているハズなのに・・・・・