DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2015.01.29

浜松町貿易センター開発中

 浜松町貿易センタービル開発中の写真である。アベノミクスであろうがなかろうが、浜松町は昭和30年代(1960年代)から明らかに東京だけでなく、日本の玄関である。羽田空港を利用して海外から来る旅客者の数は、昨年で約700〜800万人ともいわれ、浜松町はそのモノレールの始終駅でもある。その上に聳えるのが、貿易センタービルである。
 みなと区だよりによると、すべての工事が完成するのが2028年。二つの高層ビルが立ち上がり、それにより周辺地域の開発も一気に進むらしい。
 
 増上寺の屋根をすべり抜けるようにして、富士山からの霊風があたり一体に渦をまいて裏通りにある小さな喫茶店から東芝やNECなどの大企業まで、大いにこの工事現場の恩恵を受けることになる。

 工事現場の写真を定期的にレポートしたいと思う。




2015.01.26

汐留の動物園

 汐留のパークホテル東京の25階のフロント脇のレストランは、今日本で一番楽しい動物園である。林総支配人の遊び心と人を喜ばせるセンスには驚かされる。

 今回のテーマは「冬の動物園展」と題して、レストランのダイニングテーブルの横や、壁際やコーナーに、鳥や動物のつくりものアートが飾り付けている。
 そもそもこのフロアは、空に抜けるように高く、普通でも心地よくミルクティーを飲めるのだが、その解放された空間に装飾をするという発想が何とも喜ばしい。そんな林総支配人から物腰やわらかく、
「少し遊んでいってくださいよ」
 と、部屋のパンフレットを差し出した。いくつかの部屋にはどうも中世の清の時代の漢字をベースにした部屋に仕上がっているらしく、壁には巨大な屏風や書が掛けられているようだ。
 
 東京オリンピックが開催されると、汐留エリアは間違いなく数十万人の観客を迎え入れられることになる。ただ寝て、休んで、食べる、だけのビジネスホテルも悪くないのだが、何度も訪ねてみたくなる大人の娯楽空間として、アートをテーマとしたこんなホテルも東京という街の評価を高めてくれる。


※平成26年3月末現在の旅館業の営業許可施設数は、7万9,519施設であり、前年度より893施設の減少となっている。(厚生労働省/衛生行政報告例より)






2015.01.16

相撲観戦

 相撲観戦。親しくさせて頂いている弁護士のT先生から砂被りのチケットを頂いた。横綱・白鵬は、以前「美楽」に執筆して頂いたこともあり、声をかけるわけにもいかないのは承知の上だが、その勇姿を久しぶりに観戦した。

 今、相撲界は逸ノ城、遠藤、照ノ富士という若手人気力士が誕生したことで、白鵬対ニューウェーブという構造になり、久しぶりの賑わいを見せ始めている。年寄と呼ばれるOB力士たちが育成する若手力士が、44ある各部屋に蕾のごとく華を咲かせようとしている。
 彼らは、やがて十両にもなると年収は出張手当やらボーナスなどいれると、1千数百万円にもなる。世のサラリーマンから比べると、結構な高額所得者となる。

【美楽の提案】
コンテンツビジネスとして、食品業界や飲食ビジネスを協会で考えてみてはいかがだろうか。例えば、安いちゃんこ鍋のチェーン店などなど・・・。





2015.01.07

マイファームの西辻さんの米

 マイファームの西辻さんが運営する棚田畑で今年も米がとれた。
 前回の美楽米も好評だったので、今回も2トンほどのお米を1キロずつ小袋に入れて、父の香典返しとして、お配りした。このお米は、棚田米で傾斜がきつい、しかも耕作面積も小さい、兵庫県養父市の段々畑で収穫された。
 日本における棚田は、どちらかというと地形的に急な山地が多い。西日本が多く、一方で東海地方や関東地方など大きな平野があるところはあまり目にしないような気もする。
 
 棚田は、階段状になっているため、排水能力が高い。よって、ワサビなどの付加価値の高い商品を栽培している畑もなる。
 今年のお中元は、「美楽ワサビ」でも作ってみようかと考えている。