DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2000.11.09

航空会社のマイル・ポイントが貯まったまま消化できない。

航空会社のマイル・ポイントが貯まったまま消化できない。今のままだと、ざっと世界一周分が今年の末で、無くなってしまう。そんな事を考えているうちに、あのロバート・ケネディJRが来日。アップリカの葛西氏と夜の東京は、渋谷に出かけた。



久しぶりのミーハー気分。イベントを長くやっていると、新鮮な“ドキドキ”が無くなり不感症になる。生きていく、年齢を重ねていくという事は不感症が重たくなっていく事かなぁ。以前は、メデイァの虚構を現実の場面に置き換える瞬間の“緊張”のような心の動きが、胸の鼓動を激しくしたものだが・・・。このR・K・JRは、2008年あたりのアメリカ大統領候補という事も有り、加えて、ファミリーのドラマ性、歴史などを考えても、今までのタレント?の中でも群を抜いてスターだ。



浅草ロイアル・パーク・ホテルは、アップリカ主催の「子供たちの未来を・・・」のパーティで一杯。JRの講演を目当てに中国から、アメリカまでざっと1000人の聞き手。あのJOHN・F・KENEDDY(叔父さん)を彷彿とさせる講演。僕自身の勉強にもなるが、あるテーマを主張しては、具体的な例を挙げる・・という解り易い弁論。



身振り手振りを織り交ぜた“舞台の振り”はさすがDNAか大衆を釘付けにする。



10時に帝国ホテルに集合。そこにはなんと25年ぶりに民主党の管さんも登場。小池ゆりこ、樽床君らと談話。翌日は森総理など日本の政治家もミーハー気分というのもさすがJR。さておいて、われわれは、手配の渋谷のORへ。JRは疲れから、タクシーで寝付いてしまう。歴史の一角を担う確率のあるな男が東京の首都高速の、しかもタクシーの中でうたた寝をしている。なんとも不思議な風景。非現実的な時間と東京という都会のもつ幻想が僕にとってはあの初めてマイケル・ジャクソンを呼んだ福岡の夜のように新鮮な“イベント”鼓動を打った。