DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2016.03.20

月刊「美楽」2016年4月号 発刊しました

「隈研吾」(出身:横浜)

 もう30年近くも年賀状と暑中見舞いの手紙を隈先生に頂いている。この3文字の名前を見ると、その筆跡や筆圧すらも30年前から変わっていないように思う。決して、揺れたり、ブレたり、簡単には時代に同調しない人なのだと思う。
 先日、友人の誕生パーティで久々にお目にかかった。国立競技場の設計という歴史に残る事業が決まったばかりなのに、昔と同じように「よう、元気?」と言われた。

 この人の設計思想は、何世紀先になっても永遠の真実として残る気がする。