DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2009.12.27

第46号 具志堅 用高氏と思い出雑談

 具志堅 用高氏に、「東さん、久し振りですね」と声を掛けられた。
世界戦まで、後3分。場内は、亀田コールと、内藤コールが交差して
まるで、サッカーの会場のようだ。

「まだ、安比は、滑れますか」
「そう言えば、具志堅さんにも、滑りに、何度か来ていただきましたね」

「しかし、ボクシングも変わりましたね」
「アイドル化しすぎて、なんか照れくさい感じですね」
「東さんは、どちらが、勝つと思う?」
「実力が、互角だから、判定あかな」

この人の時代のボクシングは、何処かペーソスがあって、
勝っても、負けても、人間の評価がそこに付いていた。
負けたけど、いい選手。強いけど、好きになれない奴。

 後楽園ホールの歩道橋を、まだ始めて間もないボクサーが、
目を赤く腫らして、うつむき加減に、渡っていく。
すれ違う、若い恋人たちは、ボクサーに気がつかない。

”モノクロのボクサーの肩を、女の子の原色のマフラーが、
撫でていく。”

 男が少なくなった日本。
がんばれ、ボクサー、男は失うことを恐れるな!




2009.12.20

第45号 月刊「美楽」1月号

『南天』

 四季の中で、唯一原色が似合わないのは冬である。カラー写真をポケットに入れて、風景を見つけ出そうとしても、中々白以外は見当たらない。
 毎年のように、シャッターを切ってしまうのは、恥ずかしそうに、惜しげもなく、赤い実をまとった南天だ。

 アメリカナイズされた日本人は、最近、感じる気持ちを表現するのは苦手でも、自己主張だけは明確に言葉にする。
 日本も感性不在の寒い冬が続いている。





2009.12.19

第44号 片山右京さんの事

 片山右京さんの事を、考えていたら、右手に富士山が見えた。雲ひとつない頂は、”そこに行くと”多分雲さえ漂っていられないほど、強い風が舞っているのだろう。今にも、青い草が繁茂しそうな山肌は、息も凍るような氷点下で、生物の存在も困難になるのか。

 片山右京さんは、月刊美楽の執筆者の一人である。中華料理を食べるの忘れるほど、熱狂的に地球環境の悪化を、嘆いていた。

 つぶらな瞳である。純粋な冒険者である。そして、この事故を無垢な富士山が、弁護する。

(岐阜羽島に行く新幹線から・・・AM11:00)





2009.12.16

第43号 江副みどり氏と大畑氏

 江副みどり氏と大畑氏(メディカルガイド)と、新商品の打ち合わせ。
 この世代を超えた組み合わせで、MCMという石川遼選手も愛用するミネラルの新商品を販売する。月刊美学の広告スポンサーなだけに、”無い知恵”を提供することになっている。

 新商品に名前は「海の母」。トピー商事の久保さんの販売力と信用力で、
近々美容院で販売予定。
ちなみに、僕も毎晩飲用しているが、朝の寝覚めが、本当に違う。

*近々、サイトで販売予定