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2015.08.20
Peaching9月号発刊しました。
本日8/20にPeaching9月号が発刊されました。
今月は羽田空港就航を記念して特別に
一橋大学の米倉誠一郎教授にイノベーションについて、そしてPeach航空について4頁にわたり語ってもらいました。
是非ご覧ください。
全国のPeach就航空港や都内ホテル等でお手に取ることが出来ます。
2015.08.20
月刊「美楽」2015-9月号 発刊しました
三宅 一生(広島県広島市)
1945年、7歳のときに被爆した三宅先生は、「破壊されてしまうものではなく、創造的で美しさや喜びをもたらすもの」を考え続け、被服デザインの道に入られた。
布と身体のコラボレーションというべきスタイルが着る人の体型を選ばず、さらに皮膚の色をも飛び越えてしまうほどの代表作『プリーツ・プリーズ』などの誕生に繋がっている。
スティーブ・ジョブスのトレードマークである紺のタートルネックがどれほど21世紀の人類に影響を及ぼしたか、ということを考えると、三宅先生の影響力は服飾業界を超越し、IT業界を巻きこんで、地球上すべての人に影響を与え続けているといっても過言ではない。
2015.08.07
40℃
40℃。気象庁の友人のA氏に電話をしたら、どうもしばらく東京はこんな天候で四季を繰り返すようだと。しばらくというのは、なんと100年。
つまり、地球温暖化による海水温度の上昇で、雲の流れがすっかり変わってしまっただけでなく、例えば、東京で言えばヒートアイランドといわれる都市化による高温度化に対応できる仕組みができていない。
聞くところによると、ベンツをはじめとした輸入車の仕様は、どうも東南アジアやインド向けと同じになっているようだし、加えて、アルゼンチンの熱帯雨林に住む蟻や、さらには南シナ海で泳いでいる熱帯魚まで北上して、すっかり我が家を日本にしている。
政府はサマータイム導入や、省エネスーツでその場しのぎの涼しさを求めているようだが、この暑さはやがて日本経済にGDPの下降という大きなダメージを与えるであろう。
私の試算では、個人のGDPで7%。つまり、21兆円もの損害をもたらす猛暑なのだ。
2015.07.28
2015全英オープン
全英オープンの開催地は、七年に一度ごとに巡回している。
今年は、セント・アンドリュースで開催される、ということで、21年ぶりにエジンバラに滞在している。
以前宿泊していたスコッツマンホテルも、変わらない。
最寄りのエジンバラ駅のレンガの色も変わらない。
セント・アンドリュースに向かう電車の色も人々の込み具合も、さらには出発時刻の好い加減さも変わらない。
つまり、変化の多すぎる日本に住んで、生きて、だからこそなおさら、変わらないことが新鮮なのかもしれない。
2015.07.22
Peaching8月号発刊しました。
Peach航空就航地の各搭乗カウンターや、都内のホテル、六本木バニティにてお手に取ることが出来ます。
2015.07.21
月刊「美楽」2015-8月号 発刊しました
大林 宣彦
大林監督は、戦後日本の映像の歴史に、ときには映画、ときにはテレビCM、もちろんテレビドラマと、あらゆるところに足跡を残している。
みなさんご存知のチャールズ・ブロンソンの「マンダム」のCMでは、初めてハリウッドスターを起用した。6歳のときに、35ミリフィルムでアニメーションを作ったという伝説があるが、まさに時をかける映像作家である。
代表作にもなっている『尾道三部作』を見ると、彼がいかに尾道の風景を愛したかが・・・身に染みる。
2015.06.30
月刊「美楽」2015-7月号
山本五十六(新潟県長岡市)
アベノミクスがまるでカンフル剤のように日本経済に刺激を与えている。しかし、本質的には、あるいは近未来的には、日本経済が立ち直る余地はない。国を株式会社と見立てたときに、膨大な借入れ残高と労働力の低下とさらには、従業員の医療や年金など、呆然とするほど倒産寸前なのである。さらに、議論を深めることもなく、我が国の平和憲法は、揺らぎ始めている。
敗戦70年目を迎える。あのときも、エネルギーに苦しみ、国際戦略の大きな過ちがあった。アメリカとの戦争のように、誤解されているが、米国と中国の戦略に巻き込まれた結末の分かった戦争であった。
銀座の裏の木挽町に、山本五十六先生と縁のある料亭がある。戦地から何枚か手紙が送られてきた。几帳面な文字で書かれたその手紙には、「やがて東京が焼け野原になる、疎開を急ぎなさい」と書いてある。人は、問題が重要で、複雑に絡めば絡むほど、どうも萎縮して動けなくなるようだ。
今の日本は、先を見て課題を整理する能力が足りないように思う。
2015.06.24
Peaching7月号発刊しました。
6月22日にPeaching7月号が発刊されました!
Peach就航空港カウンターや都内のホテル等でお手に取ることが出来ます。
とうぞお手にとってご覧ください。
2015.06.05
照屋リンケンさん
照屋リンケンさんのギターを聴いている。
リンケンバンドを率いる沖縄の音楽は、この20年で日本の音楽シーンの中に定着した。普段は、照屋家の伝統を引き継ぎ、三線を披露しているのだが、ギターの腕もなかなかのもので、つま弾く音の端々に、やはり沖縄の音階が心地よく流れている。
ギターの音に合わせてハミングすると、私の体にも南風が流れてくる。
20年振りになるだろうか。二人して、ギターを合奏している。
やはり現役の強みだろうか。リンケンさんのつま弾く音の方が生きている。
2015.05.20
月刊「美楽」2015-6月号
大江健三郎(出身:愛媛県)
悲しいことに出版不況である。
日本人と活字や言葉の距離が日に日に離れて行く気がする。3400万人ともいわれる団塊世代が大江健三郎を枕元の蔵書にしていた頃からほぼ半世紀が過ぎた。 ノーベル賞を受賞したことで日本よりむしろ海外での評価や親近感の方が固まっているとも聞いた。
今、再び大江先生の作品『壊れものとしての人間』(講談社、1970年)を読み返し、日本が途方もない将来を迎えるのではないかと危惧している。
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