2009年5月24日 | 2009年6月5日
2009.06.02
第18号 さだまさしさんの新刊「アントキノイノチ」
さだまさしさんから新刊が届いた。タイトルは「アントキノイノチ」。またまた、深夜から朝まで、一気に映像文学の世界に持っていかれた。
さださんの本は、全部楽しみに読破している。その何処か詩的な文章から、イメージが映像化しやすく、時にメロディーまで付いて来る。
作詞家(特にシンガー・ソングライター)の、歌は、感情をそのままぶつけるタイプと、状況説明から、心情表現に入りこむタイプに分かれる。さだまさしさんは、後者のタイプで、その”心の表現力”は、島崎藤村以来だと思う。
そんなさださんが、小説を書いて、映画化され、テレビドラマになって、古くからのファンはもちろんの事、日本中を泣かせる。
「何時書いているのだろう?」
本当に、日本語の天才で、日本文化の旗手なのである。
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