DIARY:夕焼け少年漂流記

2011年4月30日 | 2011年5月20日

 

2011.05.20

第13号 月刊「美楽」13号

『輪ゴム』
 蚊の鳴くような声に耳をそばだてていると、田んぼのくすんだ風に乗って、いつもの来訪者が狙われている。幸せを運ぶ者と、幸福になりたいものはいつも罪なく、両立する。

 ツバメは数年来、巣を大きくしながら夏を楽しみやってくる。僕の人差し指が震えるのを見て、三毛の子猫が、驚いている。


2011年4月30日 | 2011年5月20日