DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2014.02.03

東京都知事選

 東京都知事選挙が突然行われている。任期の途中で、しかも、金銭トラブルで知事を降りるという、根本的な事件の拝命や究明されていない状態の中での選挙である。
 いずれの候補者も準備不足で、スローガンもマニフェストも熟していないみかんのよう。

 常々思うのだが、立候補者ご本人が数字に弱いのか、それとも有権者をばかにしているのか、とにかく数字やデータが全くない。東京都の税収、東京都の予算、それらが項目別にどう使われているのか、都庁の職員15万人がどう動いているのか・・・いずれにしても、具体的な数値目標がないと意味がない。
 選挙戦の途中で、厳寒の東京に大雪が降った。ここぞとばかりに、冷たい風の中で、頑張る姿勢を見せている各候補者は、東京都民の本当の願いが理解出来ていないように思う。投票率を低くしているのは、浮世離れした都民でもあるが、候補者の曖昧な主張でもある。