DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2014.01.27

第4号 徳川将軍家霊廟

 徳川将軍家霊廟が増上寺で拝観できる。
 いわゆる、徳川幕府は、泰平260年と言われているが、その間、15人のトップで維持された。高齢社会を迎えた我が国であるが、僅か8歳でなくなった7代目将軍家継を筆頭に、40歳から50歳で生涯をとじている。
 今でいう働き盛りで、この世を終えているわけであるが、その中でも、現在であっても長寿の将軍が二人いる。ご存知の通り、1代目の徳川家康・75歳と徳川幕府の最後を担った15代目の慶喜・77歳である。
 世襲制を重んじてきた徳川幕府の1代目と15代目が奇跡的に長寿なのは、どこか不思議な気がしてならない。

 都知事選が行われているが、月刊「美楽」がお世話になっている候補の細川護煕氏の76歳。徳川家康と同級生であるが、まだまだ頼もしい存在である。