DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2012.07.16

第28号 横浜倉庫の小紫さん

 横浜倉庫の小紫さん(社長)とは、かれこれ十年を越えるお付き合いになる。僕と彼には、現在でも誇れるある商品をプロデュースした実績がある。それは、いまやコンビニエンスやスーパーで当たり前のように並べられているいわゆる「キャラ弁」(キャラクター弁当)第一号の製作者だからである。

 このHPの読者の何人かは、記憶されているだろうが、今は亡きプロレスラー故・橋本信也選手の「びっくりカツどん」は数百万食を売り上げ、おそらくこの数字は、今日でもナンバー1であると思う。


 横浜倉庫の広告つくりをする上で、倉庫の中身は、在庫ではなく、未来に向かうべきものである、というコピーを持ち出すとき、ふと思ったのが、小紫さんらが日本の倉庫業の新しい価値を生み出してくれると感じたからである。