DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2011.02.18

第8号 Gacktの眠狂四朗I

 Gacktの眠狂四朗をプロデューサーのSから招待された。
 日本中のイベントが集客不振。プロ野球から、サッカー、相撲は無論のこと、歌舞伎・・・ごく僅かの若者お祭り騒ぎ系のコンテンツと、普段お目にかかれないビックスター物意外は、全てのイベントが、空席だらけである。

根本的には、テレビの画面の大型化で”生以上の迫力”が体感できるようになったことと、大勢の人間の集まる場所にそろそろ嫌気が差してきたのではなかろうか?

 一方せいぜい1000人までの会場で演劇を楽しむなどは、昨今流行りだしていて、早乙女太一君の舞台などは大盛況、後楽園ホールのボクシングも選手によってはチケットが、プレミアムになっている。

 東京国際フォーラムのGackt氏の舞台は、生ものの面白さが存分に発揮されていた。何より、シナリオが自由で、アドリブがその場その場の客をひきつける。

 そうなんだ・・・・今の日本にシナリオや、ストーリーが無いように、
「明日無き世界」をコンテンツが迎えているのかもしれない。