DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.05.26

第23号 戸張捷さんの築地うなぎや「丸静」

 戸張捷さんから、I・PADについての電話を、頂いた。たまたま昼前の電話だったので、ふいに以前ご馳走になった築地にある「丸静」のうなぎが食べたくなった。昼前から行列になるほど”知る人ぞ知る”絶品の蒲焼である。
 築地うなぎや「丸静」は、築地商店街でも老舗中の老舗。剣道7段と柔道5段の兄弟が、図太い腕で、デリケートにうなぎを焼いてくれる。メニューは「連」から「臣」ときて「王」まで、うなぎの大きさと量でお重の値段が分かれている。

 晴海通りから、右折して、ちょっとした路地を入ると、早くも蒲焼の甘い香りが漂っている。うなぎは、くどくなく、決して甘すぎず、歯ごたえがやさしく、身がさくりと、舌にのる。

 20年前は、2、5匹を載せた「王」を食べた。それでも足りなくてお新香とお茶で食欲を抑えた。今日は、一番小さい「連」にしようか、迷ってしまった。勢いで、食事をしていた頃が、懐かしい。

 そう言えば、昨年、戸張さんと我孫子でゴルフの指導をして頂いた。あの時も、昼ご飯は、「うなぎ」を食べたのを思い出した。