DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2008.02.12

第11号 ぴあ株式会社の坂本氏、酒井氏と株式会社NSP戸田氏とお茶

 私がリクルート時代にお世話になった、というよりは助けてもらった人々が何十人にものぼるのだが、直接の上司で、この”傲慢で奔放な個性”を放し飼いにしてくれたのは、坂本健さんである。

 今日は、健さんが東京プリンスを尋ねてくれて、昔の”温かい風”が吹く中で世間話や四方山話。

 思えば20年ほど前、健さんは突然、スポーツ刈り風の短髪になった。それ以来、少し白髪が増えた気がするが、ずっと短髪を通している。
 そういえば20年ほど前、健さんは突然、黒いスニーカー風の革靴に履き替えた。今日もそんな風な靴だった。
 健さんは、多分スーツより、ラフな格好が好きなはずだ。今日も気楽な格好で足を組んでお茶を飲んでいた。

 リクルートという会社のOBがあちらこちらでもてはやされているが、自分で事業を起した男、リクルートの周辺で小さな会社を営む人、クライアント先に転職する人、現在のポストや事業規模の大小は様々であるが、いずれにしても根本的に「勘が鋭くて、元気な人」ばかりである。
 
 従業員に勘、そして仕事をする上での成功イメージを持つことの大切さを教えこんだ功労者の一人が、坂本健さんなのである。

 ちなみに、NSPの戸田君は同じように20年前の僕の部下だったが、健さんはどうも忘れてしまっていたらしい。

 僕も、健さんも未だにプラス思考健在である。