DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2008.01.07

第3号 おけいすしの”黒糖いなり”は☆10個!!

 「おけいすし」の”黒糖いなり”は、生まれてたくさん食べた稲荷寿司の中でも群を抜いて、舌が笑う。歯が驚く。

 COHJINクリニックの越智先生に、お昼ご飯を誘われて久しぶりに”知る人ぞのみが知る”代々木の「おけいすし」をご馳走になった。
 ここのところ「おけいすし」さんには、神様の縁結びで度々お目にかかる。昨年の暮れは、長嶋一茂さんの自宅でテレビ番組の打ち合わせのときに、豪華絢爛の寿司桶で「おけいすし」のほぼ全品目が登場した。

 私は、寿司であれば「久兵衛」から始まり、溜池の「寿司たつ」、銀座の「萩原」、四谷の「松葉」、それはそれは新橋のガード下の立ち食い寿司まで、ともかく目も鼻も口もない。

 その中でも、「おけいすし」の創造力に溢れた寿司の形は、どんなフードエンターテイメントより気品が溢れ、深遠で驚愕と共に安心感がある。その中にあって黒糖を微妙に染み込ませた揚げに包まれた”いなり”は、毎日一度は食したいほどの魅力に満ちている。
 
 朝起きて、歯を磨く前にまず”いなり寿司”。昼、フレンチを頂いた後で、デザート代わりに”いなり寿司”。晩飯に、あったか〜〜〜い番茶と”いなり寿司”。寝る前に、一日を満足で終えるために”いなり寿司”。
 
 何とか日本中の皆さんの口の中にも、滲むようにお届けしたいものだ。

 ただ今、企画中。