DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2001.07.05

銀座の花椿通りを歩いている。懐かしい空気が僕を包んでいる。

銀座の花椿通りを歩いている。懐かしい空気が僕を包んでいる。午前零時過ぎの散歩は、並木通りが面白い。 「A to Zが開店15周年を迎えた。」というメールが届いていた。しばらく、会社の売 却の関係で、パソコンを開けていなかったせいか、メールが大量に貯まっていたが、 その中の一通に三留さんからの招待状があった。この店に通い始めてから10年がすぎたことになる。あの当時、僕は高輪に住んでいた。桜田通りは、通りの両側に生えている沿木が少ないせいが、何処か味気ない。麻布十番から白金に向かう坂道の途中に、三留さんのマンションがあった。電通の須永氏(昇格して、今や局長に)、石川晴久氏、そう言えばこの店を案内したのは一体誰だっけ?

花椿通りという名前がついているのに、連夜の暑さで花の匂いがしない。午前2時『BARRY』のウィンドーの横で、汗だくになって家路を急ぐ銀座のOLを見てい る。