DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2001.07.02

朝はすがすがしいのに、今日も猛暑らしい。

朝はすがすがしいのに、今日も猛暑らしい。昨日は、36.7度。今年は必ず断水する。

昔担当していた「おはよう中年探偵団(ニッポン放送)」を毎朝聴いている。人間の姿形は年齢や環境とともに激しく変化するのだが、声(のど)は意外と激変はしないものだ。僕が、この番組を週に1回担当していたのは、今から15〜16年前のことだ。それから、パーソナリティの高島秀武さんは、この長寿番組をずーっと続けている。そして、一環しての庶民派のポジションは今も変わらない。

いつもの様に、新橋駅の手前、7時20分。ラジオをこの番組にONすると、今朝はあの幻燈社の見城氏がパーソナリティーをやっていた。

見城氏とは縁があり、昨年、K-1の石井館長の紹介で、小金井カントリーでゴルフをした。今年に入ると、さだまさし氏の「?」の編集発行を幻燈社が行なうということでニュー・オータニで面会。一方的ではあるが、一段と親しみを覚えたところだ。あの、何か大正ロマンを思わせる眼鏡と田舎臭いダンディズム、人なつっこさは気にかかる。彼は角川出版が産み出した、最大のプロデューサーではなかろうか。”飾らない重さ””とりつくろはない人”意外とこの裸の人間性が、相手にとって、受け入れてもらえる最大の材料・・・つまり人間はみんな彼のようになりたいのかもしれない。

自分を解放しながら、人を巻き込んでいく。人はみな、こんな風に自分に正直にありたいのだ。