2017年10月25日 | 2017年11月20日
2017.11.20
月刊「美楽」2017年12月号 発刊しました
春風亭昇太(出身地:静岡県静岡市)
新宿のゴールデン街に入り浸り、組織人になり切れないストレスを、夜が明けるまで酒で中和させていたことがあった。
その頃、マシンガンのように回転する頭の速さと、限られた切れ味の言葉で、カウンターの客を巻き込んでいたのが立川談志師匠であった。
落語家の難しさは存在感の表現である。
時代を読みながら先に走らず、かといって古典的なものも取り入れながらのバランス感覚が必要である。
春風亭昇太さんは、テレビや映画、さらにはインターネットなどを取り入れながら、日夜私たち人間の心の柱を表現しようとしている。
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